まとめきれないもの、第2弾。
もともとは対・心療内科だったのに、すっかり対・発達障害になってしまいました。それは、そうも発達障害がらみの案件が多いからで。
みなさんご存知のように(知らんか)私は先日アスペルガーと認定されたわけですが。
参考エントリー:アスペルガーでごめんなさい
もとい、私のことをアスペルガーだと思っている人からその旨を告げられたわけですが。そして私は、彼女が私をアスペルガーと認定したその根拠にショックを受けたわけですが。
空気を読まない・こだわりが強い・迎合性に乏しい
これがまったくない、って言い切れる人、いるんですかねー。逆に、ない人こそ壊れてるんじゃないかと思います。だって「自分」がないんだもの。他者との境界線がないですよね。
3点セットの自覚はありましたが、病気認定されるほどひどいという指摘がショックだったのです。
ツイッターにいいのがあったのですけど、見つけられない。類似品がこちら。
https://twitter.com/Kapp_A_/status/788239050641592320/photo/1
ほんま、こんな人なんぼでもいますよね。その人たちにいちいち統合失調症だなんて思わないですよね?
しかし、この症状は統合失調症という病気なのだ、とレッテルを貼られたら以降人はその状態の人に「統合失調症患者」とラベリングをするようになるのです。
で、問題はレベル。
発達障害は、「これが発達障害だ」ということは言えても、「これは発達障害ではない」ということは出来ないそうで、つまりグレーゾーンが非常に曖昧なのです。ジャッジの基準となってるのは悪名高きDSM。陰謀説はあまり好きではありませんが、アメリカにおいて製薬会社や食品会社がいろんなことを操作してるってのは否定できないことです。ちなみにイギリスではDSMにあてはめようとする傾向が弱く、同じ患者でもアメリカなら病名がつくものがイギリスではつかないことが多いそうです。
空気を読まなくたって、こだわりが強くたって、迎合性がなくたって、いちいち発達障害とは思いません。
気難しい人、と思われている私ですが、そんな私(どんな?)でさえも、この人気難しいなー、と感じる人がいます。集団の中で特異性を発揮する人というのは、程度の差こそあれ3点セットをお持ちですよね。
発達障害というレッテル貼りが好きではない私が、「こういう人のことを世間では発達障害というのだろうなー」と感じたことがこれまで2回あります。ひとつは、まさに空気を読むということがまったくできていなかった(え?私も?)。もう1例は会話のキャッチボールができなかった(え?私も?)。前出の統合失調症の画像とほんま同じでした。
前者はそうなった原因にたどりつけました。穴ぼこの存在が明らかになったのです。後者も、多分それだろうな、というものは見えています。前者の方、自分は発達障害では?と不安を抱いていらっしゃいました。
後者の方にネットでからまれました。売られた喧嘩は買うタチの私ですが、喧嘩にならないのですよねー、抗議の言葉のキャッチボールにならないので。行き場所のない怒りだけが溜まっていきましたが、沈静化した後に「人からよく、どうしてそうも人を苛立たせるようなことばかり言うのか、とよく言われる」とおっしゃって、ああ、既往症なんですね、と返したら、え、病気なんですか?と。
既往症と言ったのは、そういう状態(重篤なコミュニケーション不全)に陥るのが私が初めてではない、という意味合いだったのですが、この問題をずっと抱えていらっしゃるのならば、まさにそれは発達障害という看板がふさわしいものではないかと思いました。
ねばならない、に強く拘束されていらっしゃいます。それをインプットしたのはおとうさま。
と、ここまでは見えているのです。だったら、コネクトロンのセッションでこの方の発達障害っぽいコミュニケーション不全はどうにかできる可能性があるのです。
脳の欠損でないのであれば。
それを、最初から「脳の欠損」とされてしまっていると、コネクトロンで治すところまでたどりついていただけません。
私がこだわるの、ここなんですよね。
脳の欠損だとしたら、その欠損を埋めるための治療、服薬で対応できるのでしょうけれど、それで穴ぼこは埋まらないのです。穴ぼこを放置したままでうわべの治療をして、それはほんとに治ったと言えるのでしょうか。
3点セットを持っている人が、なぜそれを持つに至ったか、というとこをスルーして、症状だけでジャッジして解決するのでしょうか。
3点セットの症状のある方の脳をMRIとかでみたら、あきらかにここにダメージがある、というものがあるかもしれません。それは暗いとこにずっと入れられている人が視力が落ちるようなもんですよね。生まれつきのものではありませんよね。
発達障害という言葉は、発達する過程で本来なら獲得すべき能力が獲得できていない、というのがもともとの意味らしいですが、なぜ獲得できなかったのか、その原因を脳の欠損だけにしてしまうのは横着だと思ってしまう私を許してください。
私の定義するところのAC(アダルトチルドレン)は、本来は家庭で学んで獲得すべきものができていない人、なんですが、だったらACこそ発達障害以外の何ものでもありませんやんねー。
病名がつくことで、脳の欠損を原因とすることで、救われるケースももちろんあるでしょう。
すべてのケースを十把一絡げにしてしまうことは危険なのでは?と強く思う次第。
穴ぼこってほんと人それぞれですから。
ああ、沖田✖️華のことも書こうと思ってたのに、たどりつけなかった。
追記
無料占いや、おみくじ、ジャミラクジや!
クリックする前に、お題を頭に思い浮かべるんやで