「ビッグイシュー」という雑誌をご存知ですか?販売員さんの姿を街で見かけられたことのある方も多いと思います。
ビッグイシューとはホームレス状態の人に雑誌「ビッグイシュー日本版」の販売という「仕事」を提供し自立を応援する事業です。
ホームレスとは人格ではなく状態である
名詞じゃなくて形容詞なんですねー。
常日頃販売員さんをお見かけして、こんな健康そうなのにどうして住むところも仕事もないんだろ、どうやって生活してるんだろ、とすごく不思議でした。
ビッグイシューの読者交流会なるものがあったので、参加してきました。
販売員さんが3名と、かつて販売員をされていていまは自立をされてる方がおひとりいらっしゃってました。
かなりの部数を販売されている方もいらっしゃいますが、それだけ売っていても自立への道はなかなか厳しいようです。かつては購入する側だったのに販売員になってしまった、という方もいらして、ホームレス問題はほんと他人事ではないのですね。
献血ルームにもホームレスの方がちょくちょく来られます。束の間でも体を休められる場所として機能しています。そして私がちょこっとお話をうかがうことになるのですが、まー、ほんとお話きくだけで何もできないのがもどかしい。
参考エントリー:タダほど高いものはない
資料ビデオの上映があったのですが、創刊以来かかさず購入しているという男性、支援とおもって買ってない、おもしろいから買ってるだけ、とおっしゃってました。たしかに読み応えあるんですよねー。
交流会では読んだ感想をシェアするワークがあり、私が選んだのがこれ。
ちょうど最近、未来食堂についての本を読んだところでしたので興味を持ちました。
特集でとりあげられていた大阪の日替わりカフェ「comm cafe」さん、こことほぼ同じようなことをされてるお店が神戸にもあります。「神戸アジアン食堂バルSALA」さん。最初はアジアのゴハンを食べれるお店、としか思わなかったのですが、就労支援の活動の場としてのお店のようです。
人を支えるという手段は、いろんなやり方があるものですね。
1冊350円の雑誌を買うことも、ランチを食べることも。
支援のために、というのではなくて、その意味がなくても手にとりたくなるとこがまた魅力ですね!
無料占いや、おみくじ、ジャミラクジや!
クリックする前に、お題を頭に思い浮かべるんやで