昨日まではハンドボール、今日からはバスケットボールと、連日スポーツ選手の団体さまがわんさかと来られているバイトホテルです。スポーツ選手は食べて体を作ることが仕事のようなもの、ほんまみなさん食べっぷりが半端ありません。
半端ありません。
もっかい書こう、
半端ありません！！！！
お料理がなくなったらキッチンに追加をお願いします。「え、さっき鍋２つおろしたやん」、なくなりました、「まじか！」というやりとりを繰り返しております。
下げた食器、グラスなどは洗います。洗うといっても食洗機さんが洗ってくれるのですが。
今朝、食洗機さんが機嫌を損ねてエラー音がピーピー鳴り止みません。どうやら中に溜まっていなくてはならない水が溜まっていないのです。今日、食洗機をセットしたのは私です。えー、ちゃんとやったのにー、と言い訳全開ですが、排水溝にきちんとセットされるべきものがされていなかったのです。
きちんと。
私はこれまで何も考えずに突っ込むだけで、「きちんと」セットしていなかったのです。これまではたまたまセット状態となっていたのでしょう。それが今日はセットされなかったのです。
きちんと、という状態がわかっていなかったのです。今日はじめてわかりました。きちんとしないとエラーが出るのだ、ということが。
エラーを出したからこそわかったことです。
失敗して初めてわかることがあります。
タロットの戦車、これは「失敗を恐れずに猪突猛進する」ということの象徴です。失敗はセットなのです。猪突猛進しても失敗なんてしないぜ！ではないのです。
壁にぶつかって初めて、壁の強度がわかります。
遠くから見てるだけでは壁の手強さはわからないのです。
壁を乗り越えるための対策はたてられないのです。
ぶつかってみたら、あっさりと破れる壁かもしれません。ぶつかって初めて己の強さに気づけることでしょう。
強さに気付けたなら、より強い壁にも挑戦できるようになれます。
壁に対する自分の強度はどのくらいなのか、それを知って次に生かす。
フィードバックが得られれば失敗はありえない、と言われます。
ぶつからないとわからないことがあります。ぶつかったということは、知ることができた、ということです。
よかったね！！
参考エントリー：ジャミロット「戦車」
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