【発達障害】小唄がヘタクソなのはなぜ?

みなさんご存知のように(知らんか)私ってばマゾだって言われることが多いんですよ。何をもってしてそう言われるのかわかりませんが。いえ、わかります(どっちやねん)。あえてダメポ沼に飛び込んで、沈み込むようなことをやってるからですね。ええ、自覚はあるんですよ。ホテルバイトもですね、わざわざ自分ダメ感を持つために行ってるように世間では思われてるらしくてですね。

あ、そうそう、私が「修行」だ、ってやってることに対してマゾ的なものを感じさせてしまってるのかもしれませんね。

趣味:修行

 

ウソ。

 

自分のダメを克服するために、と思っているのですが、ダメでもいいじゃん、となれないとこに私の巨大な穴ぼこが存在しているのかと。

 

でもですねー、「やればできる」ではなくて、「やっても出来ないことは出来ない」が私のポリシーなんですよね。あ、もう無理、ってやめちゃうこと結構多いんですが。必要ない、って思ったらね。できないことは必要ない。

 

簡単にあきらめちゃうことと、克服できないダメな私、この2つを分けるものは何なのでしょう。ホテルバイトを続けているのは、サイコロさんが辞めてもいい、と言ってくれないからです。

 

あ、そうそう、直近のバイトでもまだまだ私はダメだなー、と思わされることがありました。料理を補充するのにですね、ガスコンロから土鍋をおろして奥に引っ込んだのです。料理を補充して戻ってきたら親方からですね、ガスの火消しといたから、と言われ、あ、そっか、土鍋おろした後にガスの火だけ着いてたら危ないやんね。消しとかないとね。ああ、やはり「気が利かない病」は不治の難病です。

 

さて、そんな私(どんな?)が小唄のお稽古を始めました。

参考エントリー:小唄の会に行ってきました

 

みなさんご存(ry)、私は声をちゃんと出せないことがずっと悩みで、ボイトレやら朗読やら落語やら声を出すことを習いにいっては続かない、ということをずっと繰り返していたのでした。今回、お着物つながりで小唄を習わせていただくことになったのですが。

 

が。

 

これが難しくてですね!

 

この短い曲

※お師匠さんのお弟子さんです

これにどうにもOKをいただけませんで!!

 

新人女優が台詞ひとつに監督から100回ダメ出しされたってのと同じくらいにダメ出しくらいましてね!!!

 

説明されたらわかるのですよ、ああ、そう唄わないといけないのだな、と。で、唄ってるつもりなのにダメなんですよ。

 

録音して、家で練習していって、よし、今日こそは!とお稽古に臨んでもダメなんです。この曲にそうも時間がかかるのはあなたが初めてだ、って言われてダメポ沼に沈み込みましたね!!!!お師匠さんたら、はぁー、とかってため息をつかれるのですよ(号泣。

 

たかだか30秒の唄、最初のとこでひっかかるのです。後半部は唄えるのです。ほんま、泣きが入りました。先日ようやく途中で止められることなく最後まで唄い通すことができました。

 

どうしてあなたは誰もひっかからないとこが歌えなくて、難しいとこは平気なんだろうね

 

思いつく限りの言い訳を必死でしていたのですが。

 

が。

 

あなたって早口ねー、と。私も早口だけどあなたはもっとひどいね、と。

 

ええ、ええ、私は早口です。早口なのにはちゃんとした訳があります。それは、胸が苦しいからです。息を溜められないからです。漢医堂さんに初めて行った時の主訴は「胸が苦しい」だったのです。

 

息が続かないのでゆっくり喋れないのです。おまけに、左半身が麻痺していた時の名残で、実は呂律も怪しいです。喋る時は必死なんです。献血ルームでは、午後になるともう喉が強張って喋れないのですよ。発声、発音が悪いということは重々自覚があるので、それをどうにかしたいといろいろ習ったのですよ。

 

そういうことを説明しますとお師匠さんは、そっかー、だからかー、あなたが唄で間をとれないのは。

 

たとえばですね、正しい唄い方が2秒の間をとるのであれば、私は1秒しかとれないのですよ。だって苦しいから。

 

小唄を習いだしてから、献血ルームで以前よりゆっくり喋れるようになった実感があって、小唄効果だな、と思ったのですよ。それを告げましたら、そんな早口でちゃんと伝わるの?と耳から大出血なご意見もいただきました。

 

私が小唄ヘタクソなのは、病気のせいだったんだ、とわかって、ダメポ沼から解放されましたですよ!!

 

私のせいじゃないんだ、病気のせいなんだ、と。

 

ああ、これが病名がついて安心できるってことなのかー、と納得できました。

 

発声からちゃんとやりましょう、と言っていただけました。

 

発達障害だ、と診断をくだされたら、空気がよめなくてもこだわりが強くても迎合性がなくても許してもらえるのです。

 

まわりの人は、発達障害だから仕方ないねー、と納得することができて、当人は、発達障害のせいだ、自分は悪くないのだ、と罪悪感から解放されます。

 

よかった、よかった。

 

ほんとに?

 

そもそも発達障害ってなんなのよ?

 

何にたいして発達障害ってレッテルを貼るのよ?

 

ここんとこ、私はまだ納得できていません。

 

発達障害をめぐる作業はまだまだ続きます。

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