みなさんご存知のように(知らんか)転職を繰り返した勤め人時代、とある時期、女性社長のもとにいました。その人が気学に「ど」がつくほどはまっていて、ありとあらゆることをお抱え占い師に相談していました。大事な商談があるとき、家を出る時は右脚から踏み出せ、とか、まあ、私が宝くじ当てるためにコパに盲従していた以上のものがありました。その結果、金銭的にはかなりの成果を得ることができましたが従業員からの人望が皆無で、こういう人にさせてしまうって、件の占い師の指導には重篤な欠陥があるのではないかと思わされたものです。
どんな会話の流れだったかは忘れましたが、その社長に「私って運がいいと思う」と言いましたら「そんなことないと思う」と瞬殺されましてね!!すべての言動が「人を貶めて自分をあげる」ということばかりで、まー、そんだけでかい穴ぼこがあったってことなんでしょうけどね。
こういう人に命占(めいせん)をやらせるとマイナスポイントをdisることしかしなくて、”地獄に落ちるよ”とか”別れたら死ぬよ”系の人を追い詰める鑑定ばかりになるんですよね。人を前向きにさせるということをしない。
以上、長い前振りでした(前振りだったのか)。
うまくいってる、悩みなんてない、人生思い通り、とおっしゃる方に「そんなことないでー」とお伝えするのは非常に心苦しいのです。献血ルームで多発なんですけどね。
親とうまくいってる、言いたいことが言えてる、やりたいことがやれてる、等々。
参考エントリー:鵜呑みに出来ない台詞
言い換えてみましょう。
親とうまくいってる
↓
自分を抑えているので親とぶつかることがなく、争いがないのでうまくいっているように見える
言いたいことが言えてる、やりたいことがやれてる、も同じです。自分を出して人とぶつかることがないのでうまくいっている、と勘違いしているだけです。
そうも人は他者とぶつかることを恐れているのですね。
もとい。「人」と一般化してしまうとダメですね、ぶつかることを恐れているのは抑圧された痛みを抱えている人です。
シャドー〜ダンナにむかつくのはなぜ?の続きとして書こうと思っていたのがこれでして。
朝日新聞「悩みのるつぼ」回答者:上野千鶴子センセ
しょっちゅう彼氏やダンナさんとケンカをしては、その度に仲直りを繰り返してケンカする前より愛を深めている友人たちを見て、うらやましいと思ったことも多々あります。
自分を抑えてぶつかることをしない人は、愛を深めることができないわけです。
続きは こちら
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