【ご感想】ナイフが怖いのはなぜ?

50代女性さま、セッション後のアンケートにご協力いただきました。ありがとうございます!

 

1:今回コネクトロンのセッションを受けることを決められたきっかけを教えていただけますでしょうか?

 

ホオポノポノで苦しくなり、メールセッションを受けたのですが、ちょうど東京へ来ると聞き、これは対面でフルセッションだ!と思い決めました。

 

2:問題解決のためにコネクトロンと比較されたものはありますか?(心療内科、占いなど)

 

現在はないです。かつては、スピリチュアル系のインナーチャイルドセラピーや心理カウンセリングを受けたことはあります。

 

 

3:セッションを受けることに不安はありましたか?

 

全くないです。結構色々受けているので慣れているのもあるかもしれません。

 

 

4:セッション前にあった問題の原因は見つかりましたか?

 

完全に見つかりました。そして、あることは本当に影を潜めました。又出てきてもどうしたらいいか分かりました。

 

 

5:セッションは問題解決のお役にたちましたか?

 

4と同じにたちました。

 

 

6:コネクトロンのセッションを薦めていただけるなら、どのような方におすすめいただけますか?

 

私のような人。と書いても分かりませんよね。彷徨った人の方が、コネクトロンさんのよさが分かるかもとも思います。

今回はいつもとちょっと趣向を変えまして。

 

 

思い出に残る写真、それは「ピンキーとキラーズ」の衣装を身にまとってポーズをとっている自分。

写してくれたのは母。

 

衣装は母が用意してくれたもの。

 

私は「目立ちたがり屋」だった。人前に出ることが苦ではなかった、もとい、好きだった。

 

目指していた。

 

アイドルになりたかった。

 

なぜアイドルになりたかったのか、正直わからない。

 

目立ちたかったのはなぜか、わからない。

 

目立つことをすると、アイドルもどきの言動をすると、周囲に「うける」のが心地よかった。

 

喜んでもらえてる!

 

サービス精神が旺盛なこと、ユーモアがあること、それは学校では周知の事実であり、先生もそれが私のリソースであると認めてくれていた。

 

◯◯ちゃんは学校ではこんなんですよ、と先生が母に言ってくれた。

 

え?うちの子が?信じられない!!

 

そうだよ、家ではできないよ。だって喜んでくれないもの。やってもdisるもの。

 

私が機嫌よく歌って踊っていても、しょーもないことして!って怒るもの。

 

アイドルになるななんて言ったらなんて怒られるか。

 

小説家にならなってもいいよ、って言われた。なんで小説家なのかはわかんない。アイドルと比べたら、母にとっては自尊心を満たすものなのだろう。

 

結婚なんてしなくて済むように、自立できるようになりなさい。

 

父に苦労させられた母がそう言うのはわからなくもない。

 

が。

 

その言葉の裏にあるものは、自分の娘を世間に自慢できる存在としたい、という母の思惑。それはアイドルでは果たせなかった。

 

学歴のようなステイタスを含むわかりやすい成功でないと。

 

母が自慢しやすいものでないと。

 

残念ながら、私自身は母が望むものを掴み損ねた。私がもともと持っているリソースでは喜んでもらえない。母が望むものを掴み損ねた私に存在価値はない。

 

さあ、どうしよう。

 

自分で掴めなかったら、それを持っている人を掴めばいいや。

 

配偶者に求めるものは学歴、年収、ステイタス、ルックス。

 

目標にぶれはない。目標達成力はもともと強い。目指すものを手にいれた。

 

自慢できる夫。

 

自慢できる夫を手にいれた自分は誇らしい。

 

夫以外ででも、ステイタス、経済力は手に入れることができた。

 

いつからだろう、ナイフが姿を現した。

 

このナイフはなんのために現れたのか。

 

何を傷つけるためのものなのか。

 

自分を傷つけるだけならまだしも、夫を傷つけることになったら。

 

夫を傷つけるくらいなら、夫を殺めるくらいなら、私が死んだほうがマシだ。

 

さっさと死んでしまいたい。

 

このナイフで。

 

大切な夫を殺すくらいなら、私が死んでしまいたい。

 

ああ、そうか、私は夫が自分にとって大切な存在になっていることに気づかなかった。

 

いや、気づかないフリをしていた。

 

自分に大切なのはステイタスだと思っていた。

 

母を喜ばせるためのステータス目当てに夫を選んだと思っていたけど、そうだよ、思い出した。

 

彼をパートナーと選んだ時点で、私は彼の釣り書きの内容などまったく知らなかった。

 

私は彼を、生活を共にするに好ましい人、とだけ思って決めたのだ。

 

彼のスペックを知ったのは後からだった。

 

自分がスペック目当てで彼を選んだのだとすっかり勘違いしていた。

 

なぜ勘違いしたのか。

 

母が喜ぶ人を選んだ、と思いたかったから。

 

私では喜ばせることができなかった母を、自分が選んだ配偶者によって喜ばせたかったから。

 

自慢させたかったから。

 

うちの娘のダンナさんは、◯◯大学卒業なんですよ

 

◎◎にお勤めなんですよ

 

新居は●●マンションなんですよ

 

◯◯も◎◎も●●も、母の自尊心を満たすには十分な要素であろう。

 

母の喜ぶスペックを持つ人が、私を配偶者として選んでくれた。

 

母の求めるものを自身では手にいれられなかった私の、母へのリベンジだった。

 

と、思い込んでいた。

 

私は夫をスペック抜きで好ましいと思って選んだ。

 

年月を重ね、確実に育まれた愛情がある。

 

私は彼を愛している。

 

こんな簡単なこと、どうして忘れてしまっていたのだろう。

 

ナイフは、大切なものを傷つけられたら怖い、という恐怖の象徴だった。

 

大切なものを大切だと再認識させるための手段だった。

 

失うと思ったら、傷つけると思ったら、そうも怖いでしょ。

 

そんなにも失うことが怖いほど、あなたは彼を愛しているのよ。

 

おかあさま好みのスペックで選んだだけの人じゃないのよ。

 

自分で好ましいと選んだ相手ではダメだと思っていたよね

 

おかあさまの喜ぶ相手じゃないとダメだと思っていたよね

 

そうもおかあさまに喜んで欲しかったよね

 

アイドルになれる力あったのに

そんなものあっても喜んでもらえない、と封印しちゃったよね。 

 

アイドルが本来のあなたなら

 

本来のあなたに蓋をしてしまっているなら

 

本来のあなたの力が発揮されていない

 

その力が本来幸せにすべき人が

 

その力で幸せにしてもらえていない

 

たいへん!

 

早く力を発揮して幸せにしてあげなきゃ!!

 

笑顔にしてあげなきゃ!!

 

あなたを選んだ

 

あなたの大切な人を

 

あなたの持っている輝きで

 

笑顔にしてあげなきゃ!!

 

幸せにしてあげなきゃ!!

 

衆目を集める舞台で、

 

自信に満ちて誇り高くふるまっているあなた、

 

それがあなたが今やるべきアイドル

 

アイドルが手にするにふさわしいのは

 

ナイフではなくて、マイク

 

多くの人のもとに言葉を伝えるための。

 

小学生、中学生の頃のあなたにとっては、自分の輝きで人を惹きつけるものの象徴はアイドルだったかもしれない。

 

でも。

 

大人になったあなたには、アイドルよりアーティストというほうがふさわしいのかもしれませんね。夢をあきらめずに追い続けたアーティスト。

大切な人を笑顔にすることを目標にしてきたちっちゃいちゃんの。

 

あなたが笑顔にできるのはおかあさんだけではありません。

 

いっぱいの人を笑顔にできる力をお持ちです。

 

でも。

 

おかあさんに笑顔になって欲しかったよね。

 

ヨシヨシ。

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