【献血ルーム事例】パートナーに求めるものの正体は?

さ、彦摩呂の口調でみなさんご一緒に。

 

献血ルームはネタの宝石箱や!! 

みなさんご存知のように(知らんか)献血ルームではまず生年月日をうかがって、そこから日干(にっかん)とイヤーカードを出し、その説明をさせていただきながらカードをシャッフルします。

 

日干に示されている持って生まれたものに自覚があるかどうか、現実とのギャップの有無など、また、これからどうしていきたいか、などいろいろお話しながら、です。

 

そして、カードを開いてからお題をうかがうのですが、カードを開く前にお話させていただいていたこととまったく異なるお題を出されることも多く、え、さっきの話はいったい何やったん?と思うこともしばしば。

 

仕事の深刻なお悩みを語っていらっしゃったかと思ったら、結婚できるか否か、とか。

 

まー、つまりは本当に聞きたいことは迂闊には話せない、ということなのですかね。

 

でも、事前の会話の中に問題解決のヒントとなるものが多くあるのです。引き出そうと思ってお話してますけどね。

 

さて、パートナーシップについてのお題の場合、鉄板質問をさせていただくことになります。

参考エントリー:理想のパートナーを見つけるための簡単な方法

 

今日も何人かの方にこの質問をさせていただきました。印象に残ったものを2つご紹介。

最も重要な3番めの答え、それに「ポジティブであること」、「会話がはずむこと」と答えられた方がありました。

 

前者について、どういう状態をポジティブだと思われますか?とお尋ねしたら、「ネガティブでないこと」とのお答え。

 

当たり前っちゃー当たり前なんですが、つまりこの方にとって大切なのは、ポジティブであることじゃなくて、ネガティブでない、ということなんですよ。

 

違い、わかります?

 

人に求めるものとは、自分自身に求めるものであることが多いです。この方をしばっていた考えは、ネガティブではいけない、でした。

 

そう思わせたのは誰?

 

おかあさんでした。

 

わかりやすい前向きさ、大人が望むところの子供らしい明るさなど、親の望む扱いやすい子供から外れたものは「ネガティブ」とジャッジされてしまっていたようです。

 

悲しいとか寂しいとかせつないとか、ノーテンキでいられない時なんていくらでもありますやん。それを扱いかねたおかあさんが、ネガティブだ、と否定したのですね。

 

いつも明るい、ポジティブのお面をかぶっておかなくてはなりません。

 

お面をかぶった状態でしか、人と接することができません。

 

ほんとの自分を出していないのに、パートナーとつながれるはずもありません。

さて、後者。

 

会話がはずむことがパートナーに求めるもの。たいへんハキハキと明るい方でしたが、ちょっとひっかかりましたので質問を。

 

ひょっとして会話の間が空いたらいやですか?と。

 

困った顔をして、苦手かも、とおっしゃいました。

 

つまり、この方のいうところの「会話がはずむ」は、「会話が途切れない」「会話の間が空かない」だったのです。

 

喋り続けとかないといけないのですよ。会話をはずませなくてはいけない、途切れさせてはいけない、ということがご自身に課されたものだったのです。

 

なぜか。

 

これは簡単ですね、ムードメーカーとしての役割を背負わされていたのです。食卓を明るく会話がはずむものとしなくてはならない、という任務をご自分に課していらっしゃったのです。

 

献血ルームの短い時間でしたので、なぜその役割を背負ったのか、までは突っ込みませんでした。

が。

 

リーディングが終わって、はい、さようなら、というところで私がかけた一言にその答えが返ってきたのです。

 

お家のせつない事情でした。

 

どうやら異性に求める3つの要素は、穴ぼこ探知機としても機能するようです。

 

求めるものは、つまりそれが欠けているから。欠落しているものを埋めようとしているから。

 

穴ぼこがあるから。

 

欲しかったときに欲しかった人から貰えなかったものがあるから。

 

それをパートナーに求めるのですが、かつて与えて欲しかった人と、目の前のパートナーはもちろん別人です。違う人に求めても同じものが貰えるとは限りません。

 

欲しいものが貰えない。

 

きーっっ!!

 

これがパートナーとの行き違いになるのですね。欲しいものと、与えたいものが違うのだから、仕方がありません。

 

本当に欲しいものがわかるためには、まずは穴ぼこの正体を見極めること。

 

何が、誰から、いつ、欲しかったのか。

 

貰えなかった「せい」でどうなってしまったのか。

 

穴ぼこの正体、見極めるお手伝いさせていただきます。

 

そして凸と凹がきっちりと噛み合うパートナーシップにつなげていきましょう。

毎週月曜日、ミント神戸15献血ルーム にて無料リーディングのボランティアをさせていただいています。おひとり15~20分の短い時間ですが、少しでも気持ちを楽にしていただけたなら幸いです。

受付時間:10時半~15時半

献血は一番簡単なボランティアです。あなたの血液が誰かの命を救います。どうぞ、お近くの献血ルーム、または献血バスに足を運んでください。

献血できる場所は こちら から探すことができます。


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