誰もご存知ないかと思いますが、私はかつて「マダム・ボーゲン」と呼ばれていました。スキーが上手だから？ノン、ノン。雪国生まれだけど生まれてから１回もスキーしたことありません！ボーゲン＝暴言。私の言いたい放題ぶりにとある方が「マダム・ボーゲン」と名付けてくださったのです。当時つくっていたサイトにもマダム・ボーゲンという名を冠していたので、私のことを未だにマダムと呼ぶ人もいます。
５０代女性さま（以下、Ａさんとします）、セッションの内容をブログ化させていただくことご快諾いただけました、ありがとうございます！
抱えていらっしゃる問題が解決するどころか悪化する一方という現状をどうにかするために、関係する方々の命式一式と、数年前に作らせていただいていたご自身の命式の再作成をお申込みいただきました。
で、己のミスを正直に告白いたします。間違ってました、過去に作ったもの。見直してみても、何をどうしたらそんな内容になったのかさっぱりわかりません。今回、再作成をご依頼いただいてよかったです。ご提案できる内容を大いに左右したので。
悩ましいのは職場の暴言社長。暴言だけでなく、仕事のやり方についても理不尽なことが多く、社員たちは社長を扱いかねています。パワハラといっていいレベルですね。気に入らない社員は平気でクビにする人なので、Ａさんは自分もそうなってしまうことを何より恐れていらっしゃいます。社長の機嫌を損ねないように、ビクビクしていらっしゃいます。
で、件の社長さまの命式も作成させていただいたのですが、これがまー物の見事にＡさんと裏表。裏表ってことは反対、ということですが、パートナーシップにおいては実はこれが非常に大切で、相手が持っていない物を持っているということは支え合えるということなのです。同じものを持っていると、共感できる部分は多くて一見よさげなのですが、共倒れの恐れがあります。
命式だけ見ると、社長さまにとってＡさんは必要不可欠な存在なのですよ。以前の間違えて作っていた命式ではこうはなりませんでした。
カード開きました。
１：今年のイヤーカード「悪魔」
参考エントリー ジャミロット「悪魔」
２：ブロックしているもの「隠れた自己」
本音と建前のせめぎ合いです。３歳の頃の表に出せなかった自分が文句を言いつづけている、といわれます。
３：では、どうするか「リーダーシップ」
私の背中を見てごらん、と周囲の方の前進へのモチベーションを高めさせるものです。
４：得られるもの「恵まれた才能」
参考エントリー セラピーカード「恵まれた才能」
５：現状「世界」
ポジティブな意味では、今の自分は完成・完全であるから、足らずの部分を外に求めるのではなく、自分は完全なんだ、とこれまでの積み重ねを自身の血肉と認めること。ネガティブな意味では、現状では得尽くしているので、次のステージに進むためには思い切った脱皮が必要。
カードを見て瞬時に思ったのは、会社を自分のものにしろ、でした。社長になる、という意味ではなくて、会社の運営の実権を握るべし、社長にとってかけがえのない存在となるべし、でした。
で、太陽のカードですが、これ実は社長さまのイヤーカードなんですよ。社長さまにとって成果を掴むにとてもよい時期。とくにパートナーシップにおいて。でもＡさんは悪魔。それぞれのお気持ち的には、社長さまのほうが押していてＡさんの腰がひけてるって感じですね。
社長さまはこれまでも気分次第で何人もの方を馘首されてきました。Ａさんは、自分もクビにされてしまうのではと恐れていらっしゃいます。改善すべきは社長さまとの関係です。
Ａさんのこれまでのお題はおかあさまとの関係に端を発するものでした。おかあさまがちょっときつめのキャラであることは、今回命式を作らせていただいてわかりました（関係者全員の命式を作らせていただくと、わかることが多いんですよね）。おかあさまがシャドーとなっている現象もあったのですが、今回のターゲットは社長さまです。
男性です。
シャドーというのはたいてい同性なんですよね。ということは、社長さまはＡさんのおかあさまではなく、おとうさまのシャドーである可能性が強い。
参考エントリー：セラピーカード「シャドー」
今回のセッションのテーマはおとうさまとの関係である、と目星をつけました。
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