「その4」の続き。
前回のメール、私が突っ込みたくなったのはこの部分なんです。
「そして、わたしは、すべてがばらばらの状態で苦しむわけです。母が理想とする自分、わたしが理想とする自分、そして現実の自分。全部バラバラ。ギャップがすごかったです。」
え、わたしが理想とする自分、ってそれないやん。
あなたの理想って、ずーっと、いまだ、おかあさんの理想やん。
親が敷いたレールをずっと走って来られた方って、驚くほど自分のアンテナが稼働してないんですよね。ほら、伸縮式のラジオのアンテナあるじゃないですか。
いわばあれが伸ばされてない状態、電波をキャッチできてないんですよ。
母の理想、自分の理想、現実の自分、この3つではなくて、母の理想と現実の自分とのギャップに苦しんでいらっしゃるのです。
おかあさまが望まれたのは、わかりやすい成功者。自分が成しえなかったもの。特に学歴。
女性の4大入学率が高まったあと、入学はしたものの、という方が多かったですね。入学することだけが目的で、卒業した後のビジョンがないのです。結婚の際の釣り書きに書くためだけの学歴。いや、そこまでの学歴はいらん、短大で十分、という縁談もあったかもしれません。
次にひっかかったのは「なんで、こんなに人が羨ましくて、自分の生きてきたことが、人より劣ってるように思えるんでしょう。」。
羨ましいという感情は、自分が欲しかったのに得られなかったものを獲得している他者に対するものです。羨ましいをどうにもできない、というのは、つまり何が欲しかったものなのか、ということがはっきりしていないからです。
おかあさまが欲しかった学歴、それは「一応」獲得できました。でも自分で選んだ道ではないので、その先どう進めばいいかがわかりません。そしてCさんが欲しかったのは学歴ではなくておかあさまからの承認なので、おかあさまの要求に応え続けるということをしなくてはなりません。おかあさまが求めるものが、現実のCさんに必要なものではないのです。現時点でのリアルな大人の女性に必要なものではないのです。何十年も前に同じ年齢だったおかあさまの欲しかったものではないのです。
さて、続きを書くのをモタモタしていたらCさんからまたまた超長文が到着しました。
カードに出ていた「過去世」、古くからの因縁を示すような一族の学歴にまつわるお話です。なぜそうも学歴にこだわるようになってしまったのか。
これが実際のセッションだったら、ここでビジュアルスクワッシュをさせていただきます。
学歴にこだわることのメリットとデメリットの統合です。
Cさん、おひとりではやりにくいかもしれませんが、やってみていただけますか?
学歴にこだわることのメリット、どんなものが出てくるか。
学歴にこだわらなくて済むことのメリット、どんなものがあるか。
続きは こちら
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クリックする前に、お題を頭に思い浮かべるんやで