転石苔むさず、という言葉があります。これは英語のことわざ「a rolling stone gathers no moss」の翻訳ですが、意味には2通りあって、それは苔をいいものとするかどうか、で解釈が変わるのです。苔がいいものであれば、転がっていることは悪いこと、苔が好ましくないものであれば、転がることはいいことなのです。
苔がいいもの派の場合、転がっているといいものを身につけることができないからあまり動き回るなよ、となります。苔が悪いもの派だと、動き回っていたらいらんものをくっつけることから回避できるよ、となります。
苔に意味を持たせるのはあなたなのです。
転職だとか付き合う人が変わることをやたらと厭う方がいらっしゃいますが、変化しないものなどないので自分や他者の変化によって相手との距離が変わるのはいた仕方のないことです。
相手から得ていたものが「いい苔」だったら、距離を変えないように自分を変えることが必要かもしれません。でも、「いい苔」だと思っていたものが実はよくなかった、いい苔だったのにダメになっちゃった、という場合は手放すことが必要です。よくない苔に自分を合わせてしまったら、自分もダメになっちゃいますからね。
さて、問題なのは何が自分にとっていい苔かがわかってない場合。
問題が起きるということは、よくない苔が作用したということ。よい苔だったものが悪くなっちゃった、というのであればその苔と今後どのように付き合うか、の選択をせまられるわけですが、苔の良し悪しが端っからわかってなかったという場合はその良し悪しの感覚を自分で学習して身につけないといけません。
他者からのアドバイスを参考にするというのもありですが、他者と自分の感覚が同じとは限りません。学習=アンテナ、センサーを磨く、という作業には失敗はつきものなのです。その失敗を恐れて人は占いに手を出すのです。転ばぬ先の杖とするために。
今日の参考記事:
あなたが有能となれるか否かは職場とのマッチング次第です。有能=リソースが豊富。自分のリソースが何かがわかってない状態で、リソースを発揮できる場所がわかるはずもありません。
無能と思われるということは、そこであなたのリソースは発揮できていない、ということです。もちろんマッチングできてない、ということもありますが、自分のリソースがわかってなかったら本来その場で発揮できるものがあっても発揮できない、ということになりかねません。
過去記事のどっかで書きましたが、仕事のミスマッチで多いのが実はスペックオーバーです。あなたみたいにすごい人はウチには必要ないわ、です。誇り高き隠れた自我が、こんなとこにいられっかよ!とより自分の居場所としてふさわしいところに移動するために問題を起こすということも珍しくありません。
鉄板参考エントリー:自負とか矜持とか
成長に従って水槽を大きくしていかないといけないのに、いつまでも小さい水槽に自分を押しとどめようとすると誇り高き自我が文句を言います、私にふさわしいのはこんな小さな水槽じゃない!と。
タロットの死神の意味するもの、それはステージアップ。
参考エントリー:ジャミロット「死神」
ほんとは1級の力もってるのに、いつまでも3級のクラスにいたら誇り高き自我が文句を言います、いつまで3級なんかでウロウロしてるのよ!と。そして3級のクラスの居心地が悪くなるような出来事が発生します(引き寄せる、という表現のほうがお好みですか?
無能と思われたなら、あなたの「能」を見つけましょう、そしてそれを日の当たる場所に移してあげましょう。
まずは出発点として持って生まれたものを見るために命式がお役にたちます。そして、それがどのような経過を経て変化をしていったか、それを知るためにタイムラインは必須です。コネクトロンのセッションで提供させていただきます。
↓転石苔生さずの人たち
私はミック・テイラー在籍時が好きなんですよねー
私は大学を中退したという時点でまっとうな勤め人人生とは縁遠くなってしまいましたが、会社員時代はまだバブルの残り香があったので圧倒的な売り手市場でした。札束で頬をはたかれるように好条件提示にのっかって転職を繰り返しましたよ。それがステイタスみたいに勘違いしてましたが、もちろんそんなことがいつまでも続くはずもなく。悪銭身につかず、その頃に稼いだお金はまったく残っておりません。
無料占いや、おみくじ、ジャミラクジや!
クリックする前に、お題を頭に思い浮かべるんやで