【サイコロ】苦情を言うか、否か

立春です。今日が新しい年度の始まりの日です。昨日はいわば大晦日。節分にいろんな行事があるのは、新しい年を迎えるにあたり、古い厄はとっぱらっておこうね、という意味合いからです。

クリスマスにバレンタインにハロウィンと、商機となる行事がそろってますね。業界では(何の業界?)次はイースターを狙っているそうです。キリスト教信者がそういない日本で、さすがにイースターは無理だろ、と思いますがハロウィンもまさかの定着ですからね。あれはカボチャではなくコスプレできる機会となったほうが大きいですが。

さて、すっかり一大イベントとなった節分、日持ちのするチョコレートとは違って生物の巻き寿司は勝負の時期が短いですから難しいことと思われます。それゆえに「売らんかな」もヒートアップしてしまってコンビニのアルバイトさんの販売ノルマの問題とかになったのでしょうけど。

節分の翌日の巻き寿司大量廃棄の画像を見たら、恵方巻きブームに乗っかることに一気に罪悪感がやってきてしまいました。まー、デパ地下だってなんだって売れ残りは処分するしかないのですけどね。

【悲報】恵方巻、全く売れず大量廃棄される!!もったいねえええええ

 

私も母親業を21年間やってきて、チビが生まれた時にはすでに恵方巻きの習慣は定着していたので、節分には海苔巻きを作るという作業をやっていましたが、いったいいつからでしょうか、作るのではなくて買うのが当たり前になってしまったのは(スイマセン、スイマセン。

 

昨日も暗くなってから恵方巻きを調達するために出かけました。うちのすぐ向かいにセブ◯イレブンがありますが、その店頭でアルバイトの若者2人が声を張り上げています、「恵方巻き、いかがっすかー!」と。家にいて、なんかうるさいな、と思ってたのはこれだったのか。ノルマがたいへんなんだろうな、と思いつつ通り過ぎました。

 

恵方巻きを調達しての帰路、若者たちの張り上げる声のボリュームが増しています。帰宅すると、さっきより明らかにうるさくなってます。だんだんと

 

叫び

絶叫

悲鳴

 

となっています。タイムリミットがせまってきたら、そうなるのもいた仕方なし。

 

大げさでなく選挙演説の車がすぐそばにいる感じです。それを何時間もやられるとかなり苦痛です。寝た子を起こす勢いです。

 

はい、その時ウチには「寝た子」がいました。

 

みなさんご存知のように(知らんか)ウチのチビは三交代の仕事をしています。三交代の仕事に人の体が慣れるのには5年かかるそうですよ。チビも睡眠のコントロールにはかなり苦労しているようです。寝るべき時間には寝かせてやりたいです。昨日の起床予定時間は午後7:30でした。

 

私自身がやかましさに耐えられなくなるよりも、チビのことが気がかりになってしまいました。

 

呼び込みをやめてくれというのではないのです、ちょっとばかりボリュームを落として欲しいのです。絶叫しなくたって前を通る人にはわかるじゃないですか。絶叫してしまっているのは、若者たちの追い込まれた気持ちの表れなわけです。それを感じるからこそ、なおさら苛立ってしまうというか。

 

うかつに文句いってクレーマー扱いされても嫌だし、ご近所さんだし、でもうるさすぎ!!どうしたもんか、とサイコロ振りました。お題は「苦情を言うか否か」

 

山風蠱の初爻

 

山風蠱が出た時点で、あ、あかんわ、と思っていったんは止まったのですが、爻の内容をよくよく考えたら

 

幹父之蠱、有子考无咎、厲終吉

父の後始末をする、危なっかしいけどなんとかなる、って意味合いです。

 

私がなぜ大声に苛立ってしまったのか、それはチビを起こすことになるのでは、と思ったから。チビを起こすことがなぜ嫌だったのか、それは母親として、というより、蓋をしていた恐怖のスイッチが押されてしまったからです。スイッチになった人、元配偶者。山風蠱が示す「父」とは元配偶者のことか。

 

気に入らないことに対して声を荒げたり破壊行動に出たり、という光景が思い出されました。

 

そっかー、私はこの恐怖に向き合わなくてはいけないのだな、それは自分の気持ちに蓋をするのではなくて声をあげなくてはいけないということなのだな、と判断。セブ◯イレブンに電話をしました、声のボリュームを落としてください、と。

 

電話をかけてしばらくして、声が小さくなってきました。

 

若者たちからしたら、自分たちの頑張りに水を差す行為だったかもしれません。まー、後味はよくなかったです。若者たちは悪くありません、悪いのはノルマを押し付けるシステムですよねー。

 

https://twitter.com/inouekari/status/827496460782440448

 

チビが起きてきて、「目がさめなかった?」って尋ねたら「さめた、何やったん、あれ?」と思ったほどプリプリしていませんでした。ああ、これも山風蠱の卦が示したとおりだな、と納得。

 

それこそ元配偶者だったら、直接怒鳴りつけにいくぐらいだったと思います。何年たっても「怖い」という気持ちはなくならないですね。元拝が抗議行動の結果コンビニのガラスを破壊してン十万を支払わされた、というようなこともありましたし(遠い目。

 

今回のことで「怒る」についてまた考えさせられたので、それは項を改めます。書く書く詐欺になりませんように。

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クリックする前に、お題を頭に思い浮かべるんやで

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