【書籍】田中圭一「うつヌケ」

ご存知ない方もいらっしゃるかと思いますが、田中圭一という漫画家さんがいます。まるっきし手塚治虫の絵でおもっきしオゲレツなことを描いていらっしゃいます。画力はすごいのですが、「コップのぐちのグリ美ちゃん」はペドを刺激すると炎上しましたね。その田中圭一の本を続けて2冊手にしました。

田中圭一の「ペンと箸」: -漫画家の好物- (ビッグコミックススペシャル)  /田中 圭一 

ウェブで連載されていたものですが、これは買って手元に置く価値あり、です。あの田中圭一に泣かされるなんて!って感じです。食がつなぐ親子の縁、食べることって大切だなー、と思わされました。そして田中圭一のイタコっぷりも堪能なさってください。

うつヌケ〜うつトンネルを抜けた人たち / 田中 圭一  

 

常々、「何が、ではなくて、誰からか」が大切だと申しておりますが、これはまさに「田中圭一からだから」という本です。なぜなら、書かれていることに新しいことはなく、すでにどこかで言及されていることばかりだからです。

 

でも既出の情報に触れる機会がなくて、もしくは触れていてもそれを受け取ることが出来なかった人たちに対して、田中圭一だから伝わることがある、って感じです。

 

「あの」田中圭一だから!!

 

素性は全然知らなかったのですが、そうか、サラリーマンだったのか。

 

そして、この本で書かれていたことで声を大にして言いたいのが、うつ脱却の秘訣として自分や過去と向き合うための手法、それらはすべてコネクトロンのセッションで行っていることなのです。ネタバレになるのでこれ以上は書けませんが、コネクトロンでメンタルのお悩みに対応させていただく場合に大切にしているのは、発症した時です。スイッチになるもの、トリガーとなるものはなんであったのか。

 

そして明らかなそれがない場合は、どんなものの積み重ねが飽和状態になったのか、ということです。前者よりさらに過去を遡ることとなります。

 

今は過去の結果。過去に向き合うことは必須です。

 

同じ環境にあっても、それが人に与える影響は異なります。それは持っているものが人それぞれ違うからです。過去の積み重ねが違うからです。

 

あなたの過去の何が悪さをしているのか、どんな傷を引きずっていらっしゃるのか、そこを探ることによって現在の(例えば)「うつ」という症状に改善がもたらされます。

田中圭一は宮島賢也の書籍で救われ、借りを返すつもりでこの本を描いたそうです。借りじゃなくて、恩ですよね。

 

私は業病「自分嫌い病」を克服しました。心理学や占いを勉強したことは確かに役には立ちましたが、何より私の心の滋養となったのはセッションの際に会うことができたみなさんの「ちっちゃいちゃん」、そして穴ぼこに向き合った末に姿を現したみなさんの「宝物」なのです。

 

どうかみなさんにもちっちゃいちゃん、そして宝物と再会していただきたい。それが私を生かしてくれているものへの恩返しです。

無料占いや、おみくじ、ジャミラクジや!

クリックする前に、お題を頭に思い浮かべるんやで

ポチっといただけると励みになります!

ブログランキング・にほんブログ村へ