みなさんご存知のように(知らんか)、私は引き寄せの法則ってただのカラーバス効果じゃないか、って思ってます。引き寄せの法則信者のみなさま、スイマセン、スイマセン。
参考エントリー:引寄せの法則はアジを釣るのと同じです
今朝の私がカラーバス効果の結果として「引き寄せた」もののご紹介です。
Facebookでね、あんた1年前にこんなこと書いてるで、とおせっかいに教えてくれる機能がありますが、今朝そこに表示されたものに、うっ、となったのですよ。私ったら去年は年明け早々こんな鬱陶しいこと書いてたんかい、と。
そして朝刊開いたらですね、これが目に入ったのです。
最初、画像見ても誰かわかんなかったんです。タイトルの「10年越しの夢かなう」に惹かれたんです。篠原涼子が「愛を乞うひと」に出演する、という記事でした。
「愛を乞うひと」といえば拙ブログの読者さまにはお馴染みのものですよね。「愛情乞食」とはこの本にあった言葉なのです。
わたしはこれ以降おとなになっても、この場面を思いだすと、きまってみじめさがつきあげ涙をあふれさせてしまう。わたしは愛乞食だったのだ。愛をめぐんでほしかったのだ。これほどめった打ちにされ、半殺しの目にあっているのに、その張本人から「おまえがかわいい」という返事をひきだしたかったのである。その期待のもとに問うた質問であることを、なによりわたし自身が承知していた。「おまえがかわいいからひきとったのよ」という期待どおりの答えがかえってきたら、わたしはたったいま暴行をうけて半殺しの目にあったことを、瞬時に忘れただろう。わたしは、自分を虐待する者にさえ愛されたがっていたのだ。
「愛を乞うひと」はリリース時には文壇からまったく無視されたそうで、原作者の下田治美は作家としてきちんと評価を受けることができなかったのかな、という感じですが、映画化もされてますし今回のテレビドラマ化で再評価的なものになるといいですね。
貰えてたら欲しがる必要ないのです。愛を貰えてたら、欲しがる必要ないのです。強奪する必要もないのです。
欲しかった時に欲しかった人から貰えなかったものがあるから、穴ぼこがあるのです。
その穴ぼこを埋めるために、いろんな物を放り込みます。でも、欲しかったものの正体がわからずにそれをやっても、穴は埋まらないのです。
「愛をこうひと」は虐待の部分ばかりが取り上げられますが、この本のテーマはやはり「愛情乞食」につきるのではないかと。
というわけで(どういう?)私が1年前に書いたものは
今庄ホテル(最終回) でした。
お時間が許せば、通しで読み返してみてくださいwww
無料占いや、おみくじ、ジャミラクジや!
クリックする前に、お題を頭に思い浮かべるんやで