ダイエットできないのはなぜ?

さ、彦摩呂の口調でみなさんご一緒に。

献血ルームはネタの宝石箱や!!

昨日はひさしぶりに本を読む暇もなく立て続けにドナーさんがお越しくださいました。30分ちかい難物件が数件。次の方をお待たせするのは申し訳ないのですが、どうにも切り上げることができませんでして。その中のおひとり、20代女性さま、リーディングの内容をブログ化させていただくことご快諾いただきました、ありがとうございます!

始めに生年月日をうかがって日干とイヤーカードの説明をさせていただきます。イヤーカードは「悪魔」でした。

参考エントリー:ジャミロット「悪魔」

ご自分に甘いか厳しいか、とお尋ねしたら、甘い、と答えられました。どんなとこが甘いですか?ダイエットできない、とのこと。

 

カード開いていただきました。

イヤーカード:悪魔

ブロックしているもの:怖れ

では、どうするか:つながり

得られるもの:神聖さ

現状:女教皇

 

お題を伺いましたら、父方のおじいさまが余命宣告されて入院されている、そのおじいさまの元に足繁くお世話に通われているそう。

 

女教皇が出ていますので、リーディングのセオリー的にはおじいさまのことではなく、ご自身の家庭、ご主人さまに目を向けることでおじいさまの問題も解決する、となるはずなのですが。

 

が。

 

余命宣告されてしまっているのですよ。ということは、おじいさまのケアにかけているエネルギーをご主人さまに向けても、何がどう変わるわけではないのです。おじいさまが元気になる、ということを望んでいらっしゃるわけではないのです。ただ、おじいさまの現状に心を痛めていらっしゃるのです。

 

さあ、困った。どうなりたい、がないのです。どこを問題解決の到達地点とすべきかがわからないのです。

 

これはカードの内容を読むのではなく、探る、という作業に委ねたほうが良さそうです。

 

不思議だったのは、なぜ「父方のおじいさま」のケアにこの方が一番駆り出されているのか、ということでした。うかがったなら、娵であるおかあさまと一緒ではあるそうなのですが、孫というポジションが背負う役割かな、とちょっと違和感だったのです。

 

おじいさまとの関係に何があるのか。

 

おじいさまにしてあげられることは、食事のお世話。食べて元気になって、と一生懸命に介護をされているようです。

 

おじいさまのお世話をしなくてよくなったらどうするか、家族に優しくなれる、お世話をもっとしっかりとする、友達と出かける時間を持てる、と。ご自身の何かを犠牲にしておじいさまのお世話をされている、という感じではありません。

 

さー、ますますわからん。

 

なぜおじいさまにそうも気持ちが向くのか。

 

おじいちゃんは優しかった、とおっしゃいます。おかあさまが仕事で忙しくて、その代わりにおじいさまが面倒を見てくれたのか?とありがちなケースを思いましたがそうでもありません。

 

ご本人さまも、どうしたいのかがおわかりでないよう。ただ、おじいさまを見送るにあたってのお気持ちの整理がつかないようなのです。

 

おじいさまに対して、何か未完了なものがあるのです。見つかりました、見つかりましたが、おじいさまはおじいさまでも母方のおじいさまでした。

 

ダイエットできない、というお悩みをお持ちでしたが、太ってしまったのはかなり小さい頃。そして太ってしまった原因とは、母方のおじいさまがご飯を食べさせてくれたからでした。

 

お小さい頃はとても病弱で、何歳まで生きられるか状態だったそうです。それを、母方のおじいさまがたいそう心配されて、いっぱい食べて元気になるんだよ、とお世話をしてくださったそう。食べることは、この方にとっておいじさまの愛を受け取ることだったのです。要らない、とは言えなかったのです。

 

そのおじいさまも早くに先立たれてしまいました。世話をしてくれた母方のおじいさまへの未完了な気持ちが、余命いくばくもない父方のおじいさまに向けられていたのです。

 

亡くなられた母方のおじいさまに伝えられなかった感謝の気持ち、それを出し切っていただくことを提案させていただきました。それによって、父方のおじいさまを見送る恐れから解放されることでしょう。父方のおじいさまも、感謝の気持ちをもって見送っていただけることでしょう。

 

「怖れ」のカードはおじいさまを失ってしまうことの表れ

 

「つながり」は、本当の自分の気持ち「感謝」とつながること

 

すると、おじいさま方に対して抱いていた無力感から解放され、自身の存在を全面的に肯定できる。

 

そして、ご主人さまとの関係がさらに強固なものとなる。

 

ご主人さまはもちろん大切な存在でしたが、それ以上に後ろ髪をひかれていたのはお二人のおじいさま達でしたからね。この方にとっては、妻であることより孫の役割のほうが重かったのでしょうね。

 

さて、愛を拒むことができなかったので、食べる量はずっと多かったそうです。そのため体重は高値安定で細い自分というものを知らないそう。食べなくても愛を拒むことにはならない、と納得していただけたなら、不要な食物を摂取する必要はなくなります。体重も落ちることでしょう。

 

そうすれば、いまだ見たことのない、ダイエットを気にしなくていいご自分になれるわけです。お顔の造作、たいへん整っていらっしゃいました。痩せることができない、という罪悪感からも解放されたなら、自己肯定感も高まり、おしゃれを楽しめるようになることでしょう。妻が嬉しそうにしている姿はご主人さまにとっても喜ばしいものです。高まった女性性、それが女教皇の意味するところですね。

 

父方のおじいさまへのお気持ちは、母方のおじいさまへの未完了な気持ちの投影であること、とても納得していただけました。残された時間は別れの悲しみではなく、感謝に満ちた思い出を共有するものとなることでしょう。

 

おしまい。

 

とは、なりませんで!

 

このお話には続きがあります。続きます。

 

毎週月曜日、ミント神戸15献血ルーム にて占名「仙龍華」にて無料リーディングのボランティアをさせていただいています。おひとり15~20分の短い時間ですが、少しでも気持ちを楽にしていただけたなら幸いです。

受付時間:10時半~15時半

献血は一番簡単なボランティアです。あなたの血液が誰かの命を救います。

どうぞ、お近くの献血ルーム、または献血バスに足を運んでください。

 献血できる場所は こちら から探すことができます。


🍶 ジャミラくじや!クリックする前にお題を考えるんやでー🍸

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